2022参院選 近畿ブロック当落予想
2022参院選近畿ブロックの当落予想です。
近年は大阪、兵庫で維新の力が強く、今回は京都の議席にも手が届きそうな情勢にきている。
滋賀(定数１)
2016は自民党の小鑓隆史氏が勝利したが、2019は元知事で野党統一候補の嘉田由紀子氏が勝利した。
しかしどちらの年も接戦となっている。
今回は自民党が現職の小鑓氏を擁立。
対する野党側は立憲民主党と国民民主党が元衆院議員の田島一成氏を擁立する。
近年の情勢を考えると小鑓氏が有利だろう。
当選予想
自民党：小鑓隆史
京都(定数２)
2016とは自民党と民進党が１議席ずつ分け合ったが、2019は共産党が当選枠に食い込んできた。
全国的に共産党が強い地域である。
今回自民党は新人の吉井章氏を擁立するが、問題無く当選するだろう。
残り１枠だが今回は維新の勢いが伸びてきており、維新新人の楠井祐子氏も当選圏内に絡んできそう。
立憲民主党の福山哲郎氏は立憲民主党の初代幹事長だが、当選に黄色信号。
さらに共産党の武山彩子氏も追いかけている。
今回は維新の勢いがあり、楠井氏が２枠目に入ってくる可能性もあるが、福山氏が現職の強みで最後は勝ちきると予想。
当選予想
自民党：吉井章
立憲民主党：福山哲郎
大阪(定数４)
日本維新の会のお膝元であり、2016も2019も維新が２人に自民、公明という４枠に収まっている。
特に2019は１位と２位を維新が独占。今回もその強さが衰える様子は無い。
今回も2016で当選した維新現職の浅田均氏と高木かおり氏、自民現職の松川るい氏、公明現職の石川博崇氏が全員出馬し、この４枠を動かすのは難しそうだ。
2013には当選枠に食い込んだ共産党元職の辰巳孝太郎氏と立憲民主党新人の石田敏高氏が追う構図になるが、当選枠に割って入るのは難しいだろう。
当選予想
自民党：松川るい
公明党：石川博崇
日本維新の会：浅田均
日本維新の会：高木かおり
兵庫(定数３)
2016も2019も自民、公明、維新が分け合っているが、2016は自民、公明、維新という順位だったのに対して、2019は維新、公明、自民という順位になった。
自民は2019で４位と約３万票差という僅差だったため、今回は議席を守り切れるかの正念場になりそう。
１位は今回も維新だろう。現職の片山大介氏は安定感がある。
自民党も現職の末松信介氏、公明党も現職の伊藤孝江氏を擁立。
３年前は自民党はギリギリの戦いだったが、今回は現職の強みもあるので、なんとか当選圏には入ってくるだろう。
立憲民主党は新人の相崎佐和子氏、共産党も新人の小村潤氏を擁立。
新人のこの二人はまず知名度を広げるところから始める必要がある。
当選予想
自民党：末松信介
公明党：伊藤孝江
日本維新の会：片山大介
奈良(定数１)
2016も2019も自民党が大差をつけて勝利しており、今回も同様の展開になりそうだ。
自民党は現職の佐藤啓氏が引き続き出馬。危なげなく勝ちきるだろう。
追うのは立憲民主党新人の猪奥美里氏と共産党新人の北野伊津子氏になるが、佐藤氏の牙城を崩すのは難しい。
当選予想
自民党：佐藤啓
和歌山(定数１)
2016年、2019年と自民党が圧勝している。
近畿でもっとも野党にチャンスのない県と言っていいだろう。
自民党は現職で実力者の鶴保庸介氏が出馬予定。
立憲民主党は端から勝負を諦めているか、候補者を立てる様子はない。
共産党は前ひさし氏が出馬するが、勝負にならないだろう。
当選予想
自民党：鶴保庸介
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