2016参院選情勢分析 中国四国ブロック当落予想

2016参院選 中国四国ブロック当落予想

2016参院選中国四国ブロックの当落予想です。

 

中国四国でも盤石の体制を築きつつある与党。

 

野党勢力が太刀打ちするのはかなり厳しい。

 

 

鳥取・島根(定数1)

 

合区により2県合わせて1議席となる鳥取・島根ブロック。

 

2010、2013での鳥取、島根いずれも自民が勝利している。

 

2014の比例票でも鳥取、島根共に野党票は全て合わせても与党票に届かず、自民の勝利が堅い。

 

 

当選予想

 

自民党:青木一彦

 

 

6/27更新:公示後序盤情勢報道

 

自民党の青木氏が大きくリードしており、無所属の福島氏は厳しい。

 

 

岡山(定数1)

 

2010では民主の江田五月が勝利も2013は自民が30万票という大きな差をつけて圧勝。

 

2016でも江田が出馬すればいい勝負になると思われたが、先日江田が引退を表明。

 

2014比例票でも野党票は与党票に10万票近く及ばず、江田が出ないとなると民主の望みは薄い。

 

江田の個人票が期待できなくなったので、基礎票で優っている自民の勝利が濃厚だろう。

 

 

当選予想

 

自民党:小野田紀美

 

 

6/27更新:公示後序盤情勢報道

 

自民党の小野田氏がリードしているが、民進党の黒石氏も逆転可能な差で追っている。

 

 

広島(定数2)

 

自民が圧倒的に強く、2013、2014の票数から計算すると2人立てても2人通して議席を独占できる情勢にある。

 

しかし現時点では自民が2人立てるそぶりは見せておらず、残り1議席を民主とおおさか維新が争うことになりそう。

 

2010、2013と議席を獲得している民主だが、おおさか維新の灰岡も2013では民主まで2万票余りと迫っており逆転可能圏内。

 

 

最近おおさか維新と公明の関係が改善されてきているのも注目ポイントか。

 

広島の自民は公明票が乗らなくても余裕で当選できる情勢であり、通常は自民に乗る公明票をおおさか維新に流すということも考えられる。

 

自民にとっても民主に勝たせるよりはおおさか維新に勝たせる方が都合いいだろう。

 

 

2014の比例票で計算すると維新+公明票は33万票ほどになり、民主+社民+生活票の22万票ほどを大幅に上回る。

 

ただし2人区でも民主と共産の共闘が実現し、共産が広島での出馬を取り下げるということになればさらに面白い。

 

民主+社民+生活+共産の票が全てまとまると32万票ほどになり維新+公明の33万票に迫る。

 

広島は公明と共産の動向次第で結果が動く情勢にある。

 

 

当選予想

 

自民党:宮沢洋一
民進党:柳田稔

 

 

6/27更新:公示後序盤情勢報道

 

自民党の宮沢氏が大きくリードしており独走。

 

民進党の柳田氏が2位で続き、おおさか維新の灰岡氏が追っている。

 

灰岡氏は自民党、公明党の支持層を取り込み、当選圏内入りを狙う。

 

 

山口(定数1)

 

保守王国山口は2010で自民が17万票差で大勝。

 

2013に至っては36万票差と5倍の大差をつけて圧勝しており、自民勝利は揺るぎない。

 

 

当選予想

 

自民党:江島潔

 

 

6/27更新:公示後序盤情勢報道

 

自民党の江島氏が盤石な体制。

 

 

徳島・高知(定数1)

 

合区により2県で定数1となる徳島・高知ブロック。

 

2010、2013での徳島・高知の勝敗を見ると2010の高知で民主が勝ったのみで残りは自民が勝利。

 

自民から見て3勝1敗だが直近の2013を見ると徳島でも高知でもダブルスコアで圧勝。

 

2014の比例票を見ても野党票合計は与党票に届いておらず自民勝利が濃厚。

 

 

当選予想

 

自民党:中西祐介

 

 

6/27更新:公示後序盤情勢報道

 

自民党の中西氏が大きくリードしている。

 

 

香川(定数1)

 

2010は自民が5万票差をつけて勝利。

 

2013でも自民が9万票差をつけて勝利。

 

2014でも野党票を合計しても与党票に届かず、自民勝利だろう。

 

 

当選予想

 

自民党:いそざき仁彦

 

 

6/27更新:公示後序盤情勢報道

 

自民党のいそざき氏が大きくリードしている。

 

 

愛媛(定数1)

 

2010は自民が民主に10万票差をつけて快勝。

 

2013では民主は候補者を立てることもできず自民が2位にトリプルスコア以上の大差で圧勝。

 

ここも自民勝利は揺るぎないだろう。

 

 

当選予想

 

自民党:山本順三

 

 

6/27更新:公示後序盤情勢報道

 

公示前は自民党楽勝と思われていたがまさかの大接戦。

 

自民党の山本氏がわずかにリードしているが、民進党の永江氏が知名度の高さを活かし接戦に持ち込んでいる。

 

 

 
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2016年参院選情勢予想 まとめ
今まで地域ごとに予想してきた参院選選挙区の情勢予想まとめです。情勢変化があったら今後も逐一更新していきます。北海道3:自、民、自、青森1:自、岩手1:生、宮城1:自、秋田1:自、山形1:自、福島1:民、栃木1:自、群馬1:自、茨城2:自、民
2016参院選 比例代表情勢予想
選挙区に比べかなり予想の難しい比例の予想だが、各党の目安議席数だけでも予想しておきたい。投票率は衆参ダブル選はなく13年参院選、14年衆院選と同程度の50%台前半と想定する。
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2016参院選で憲法改正は実現するか
2016年の参院選後に果たして憲法改正の発議は可能なのでしょうか。最初に結論を言いますと、自公と維新が組めば間違いなくできます。逆に組まなければ無理です。まず前提で憲法改正発議に必要なのは衆参両院で2/3以上。衆院は与党だけですでに満たしているので来年の参院選がターニングポイントになるわけです。