２０１６都知事選最新情勢-予想第２弾
いよいよ都知事選が公示されました。
今回はこれまでで最多の２１人が立候補を届け出ました。
小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏の３氏を軸に選挙戦が展開されると見られています。
本日は公示後の序盤情勢を予想します。
現在の情勢
現在は鳥越俊太郎氏が直前の出馬報道の多さと後出しじゃんけんの効果でわずかに前に出ていると予想されます。
小池氏と増田氏が出馬し保守分裂選挙になったことも大きい。
宇都宮健児氏が出馬をしていたら、野党の票も割れていましたが、野党の票が一本化されたことで現時点では鳥越氏が有利な情勢と言っていいでしょう。
ただ分裂するのは保守だけではなく、たとえば反自民党の票は自民党の組織に立ち向かった小池氏と鳥越氏の間で割れることが予想されますし、知名度で投票する無党派浮動票も小池氏と鳥越氏で割れます。
一口に分裂選挙と言っても分裂の切り口は多くあるところが、今回の選挙の難しくもあり面白いところでもあります。
今後の流れ
現在は鳥越氏がわずかにリードし、小池氏が保守票、反自民票、無党派票を幅広く取って猛追。
その後を増田氏が自民公明票を固めつつ追いかけているという情勢と予想されます。
鳥越氏も現在はリードしていますが、直前での出馬表明で政策も練れておりませんので、選挙戦が進むにつれて政策論争が行われるようになるとどうしても票は落としてしまうでしょう。
小池氏は自民党の締め付けにも反して応援する議員も現れており、参院選で渡辺喜美氏や田中康夫氏を応援していた東京の維新支持層も支援しているという噂があります。
また週刊誌にも公明支持層の一部が支援するという話も出ていました。
当初は孤立無援だった小池氏ですが、徐々に味方も増えてきているようです。
そして増田氏も組織力の力が発揮されるのは選挙戦が進んでから。
着実に票を固めて巻き返しを狙っています。
三者三様の選挙戦。今後の展開次第でまだ誰にもチャンスがあるという情勢です。
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