第48回衆院選 青森、岩手、宮城選挙区情勢予想

第48回衆院選 青森、岩手、宮城選挙区情勢予想

次期衆院選の情勢予想です。本日は東北のうち青森、岩手、宮城の3県。

 

2016参院選では3県とも野党が勝利。

 

与党としてはリベンジを狙い、野党としては勝ち越したい県となる。

 

 

青森県

 

青森1区

 

青森市、むつ市、東津軽郡、上北郡野辺地町・横浜町・六ヶ所村、下北郡が選挙区。

 

かつては自民党の津島雄二氏の地盤であり、最近は息子の津島淳氏が2連勝中。

 

野党側は前回維新から出馬し、約3800票差まで詰め寄った升田世喜男氏が希望の党から出馬する。

 

 

共産党の票を足せば野党の票が上回るが、集団的自衛権の行使容認など保守系の升田氏に共産党は乗らず。

 

共産党も赤平勇人氏を擁立し独自の戦いをする。

 

参院選で民進党の田名部匡代氏が激戦を制するなど野党の党勢は回復してきているが、区割り変更の影響もあり津島氏が勝利すると予想。

 

 

青森2区

 

八戸市、十和田市、三沢市、上北郡七戸町・六戸町・東北町・おいらせ町、三戸郡が選挙区。

 

自民党の江渡聡徳氏が5連勝中と完全に地盤を築いており、前回も二位にトリプルスコア近い差で圧勝。

 

しかし区割り変更の影響で旧3区の大島氏とかち合うことになった。

 

 

結局江渡氏が比例に回り、1区の津島氏とコスタリカに。

 

大島氏はそのまま新2区から出馬することになる。

 

 

対する野党は旧3区の候補だった元自衛官の工藤武司氏が希望の党からスライドしてくるが、地盤の差があり大島氏の勝利は盤石。

 

 

青森3区

 

弘前市、五所川原市、黒石市、つがる市、平川市、西津軽郡、中津軽郡、南津軽郡、北津軽郡が選挙区。

 

小選挙区制が導入された1996年以降、自民党の大島理森氏が全勝中。

 

区割りにより旧4区が消滅するため、旧4区を地盤にしていた木村太郎氏の弟、木村次郎氏が新3区にスライドしてくる。

 

 

一方野党は前回出馬した田名部匡代氏が参院選で当選。

 

今回は旧4区の候補だった山内崇氏がスライドしてきて希望の党から出馬する。

 

 

しかし前回は田名部氏でも1万票近い差をつけられており、共産党も高柳博明氏を擁立することで野党共闘も成立しない。

 

木村氏の勝利は固いだろう。

 

 

岩手県

 

岩手1区

 

盛岡市、紫波郡が選挙区。

 

かつては現岩手県知事である達増拓也氏の地盤であり、現在は民進党から希望の党へ移った階猛氏が引き継いでいる。

 

 

自民党は前回敗れて比例復活した高橋比奈子氏が再び挑戦するが、前回は3万票差をつけられており、今回も厳しい戦いになることが予想される。

 

現実的には得票率を高めて比例復活に滑り込むことが目標だろう。

 

 

岩手2区

 

宮古市、大船渡市、久慈市、遠野市、陸前高田市、釜石市、二戸市、八幡平市、滝沢市、岩手郡、気仙郡、上閉伊郡、下閉伊郡、九戸郡、二戸郡が選挙区。

 

かつては自民党の鈴木善幸元首相の地盤であり、現在は息子の鈴木俊一氏が地盤を引き継ぎ2009年以外全勝している。

 

 

野党は前回生活の党から出馬して健闘した畑浩治氏が民進党→希望の党と所属政党を変えて再挑戦。

 

共産党との票を合わせれば野党票自体は鈴木氏にも迫る。

 

 

鈴木氏は第3次安部内閣で東京オリンピック・パラリンピック担当大臣に任命され、五輪を控えた選挙ということで票を伸ばす可能性がある。

 

しかし旧3区に地盤を持つ黄川田氏の票も畑氏に乗ることが予想されるため、畑氏が接戦を制すると予想。

 

 

岩手3区

 

花巻市、北上市、一関市、奥州市、和賀郡、胆沢郡、西磐井郡が選挙区。

 

中選挙区時代は旧岩手2区で小沢一郎氏の選挙区であり、小選挙区制導入後は小沢の腹心を送り込んでいた。

 

 

民進党の黄川田氏が自民党の橋本氏を大差で破った選挙区だが、区割り変更により黄川田氏は引退を表明。

 

旧4区の小沢一郎氏が3区にスライドしてきて無所属として出馬する。

 

自民党は橋本氏を比例に送り、旧4区で小沢氏相手に18000票差まで詰め寄る健闘を見せた藤原崇氏が出馬する。

 

 

小沢氏は次当選すれば議員生活50年という節目を迎える可能性が高く、それを花道に引退すると予想している。

 

おそらく小沢氏にとって最後の選挙となり、そして最後まで勝ち切ると予想。

 

 

宮城県

 

宮城1区

 

仙台市青葉区・太白区(旧秋保町域を除く)が選挙区。

 

自民党と民主党が接戦を繰り広げてきた選挙区だが、最近2回は自民党の土井亨氏が2連勝している。

 

 

民進党は前回敗れて比例復活となった郡和子氏が再び出馬予定だったが、仙台市長選出馬により岡本章子氏が後任候補として立憲民主党から出馬する。

 

また希望の党は伊藤優太氏を、日本維新の会は畠山昌樹氏を擁立する。

 

 

今回は共産党が候補を降ろすため、野党票は自民党を13000票ほど上回る計算になる。

 

しかし野党票が希望の党、立憲民主党、日本維新の会と3分裂するため自民党の土井氏が勝利すると予想。

 

 

宮城2区

 

仙台市宮城野区・若林区・泉区が選挙区。

 

無党派層が多く、候補者が乱立する傾向がある選挙区である。

 

ここ最近は自民党の秋葉賢也氏が2連勝している。

 

 

民進党は前回維新から出馬した林宙紀氏を公認予定だったが仙台市長選出馬により林氏は民進党を離党。

 

後任候補とされていた鎌田さゆり氏が無所属で出馬する。

 

 

秋葉氏と鎌田氏の一騎討ちになるため、前回の自民・次世代票は自民に、民主・共産・社民票は民進に乗ることが予想される。

 

 

それぞれ票を足し合わせてみると

 

与党票:106517
野党票:94008

 

と接戦になる。

 

 

ただ東北では野党に勢いがあり、今回は鎌田氏が接戦を制すると予想。

 

 

宮城3区

 

仙台市太白区(旧秋保町域)、白石市、名取市、角田市、岩沼市、刈田郡、柴田郡、伊具郡、亘理郡が選挙区。

 

自民党の地盤区であり、2009年以外は全勝している。

 

 

前回は自民党の西村明宏氏が民主党の橋本清仁氏相手に28000票余りの差をつけて大勝。

 

今回は民進党から希望の党へと移った新人の一條芳弘氏が出馬するが西村氏相手に勝利するのは難しいだろう。

 

西村氏が順当に勝利すると予想。

 

 

宮城4区

 

塩竈市、多賀城市、富谷市、宮城郡七ヶ浜町・利府町、黒川郡大和町・大衡村、加美郡が選挙区。

 

かつては自民党の伊藤宗一郎氏の地盤であり、2001年からは息子の伊藤信太郎氏が地盤を引き継いでいる。

 

 

2009年以外は全て伊藤氏が勝利しており、前回もダブルスコアで圧勝。

 

野党は民進党から希望の党へ移った坂東毅彦氏が出馬するが勝ち目は薄いだろう。

 

 

宮城5区

 

石巻市、東松島市、大崎市(旧三本木町・松山町・鹿島台町・田尻町域)、宮城郡松島町、黒川郡大郷町、遠田郡、牡鹿郡、本吉郡が選挙区。

 

安住淳氏が完全に地盤を築いており、小選挙区制導入以降は全勝中。

 

 

自民党は前回敗れて比例復活した勝沼栄明氏が出馬予定だが、前回は3万票差をつけられており安住氏に勝利するのは至難の業。

 

安住氏は今回無所属出馬となるが順当に勝利すると予想。

 

 

宮城6区

 

気仙沼市、栗原市、登米市、大崎市(旧古川市・岩出山町・鳴子町域)が選挙区。

 

小選挙区制実施以降、唯一「再補欠選挙」が行われた選挙区であり、菊池福治郎氏が辞職した後、補選で当選した小野寺五典氏も公職選挙法違反で辞職するという珍しいパターンがかつてあった。

 

 

しかし小野寺氏の公民権停止が終了し、再び出馬するとそれ以来完全に地盤を築くこととなった。

 

前回も7万票近い大差をつけて圧勝しており、今回は共産党の横田有史氏と一騎討ちに。

 

今回も小野寺氏が圧勝するだろう。

 

 

青森、岩手、宮城の選挙区予想まとめ

 

青森1区:自民
青森2区:自民
青森3区:自民

 

岩手1区:民主
岩手2区:民主
岩手3区:無所属

 

宮城1区:自民
宮城2区:無所属
宮城3区:自民
宮城4区:自民
宮城5区:無所属
宮城6区:自民

 

 

青森:自民3
岩手:民主2、無所属1
宮城:自民4、無所属2

 

 

 
選挙・政治関連のオススメブログです

 

 

関連ページ

第48回衆院選 最終議席予想
いよいよ明日投開票となります第48回衆院選。当サイトの最終議席予想を発表します。北海道1区:民主、北海道2区:自民、北海道3区:民主、北海道4区:自民、北海道5区:自民
第48回衆院選 接戦区の情勢
報道で読売新聞、日経新聞、朝日新聞、毎日新聞の各選挙区情勢が出ておりますので、接戦と報道されている選挙区に絞って紹介していきます。
第48回衆院選 候補者リスト
第48回衆院選の候補者リストをまとめました。地域ごとと政党ごとにリンクを分けてあります(政党は10人以上候補者を出している政党のみを記載)
第48回衆院選 幸福実現党候補者一覧
第48回衆院選における幸福実現党の候補者一覧です。北海道5区:森山佳則、青森3区:三国佑貴、宮城1区:油井哲史、山形3区:城取良太、栃木3区:石渡剛
第48回衆院選 共産党候補者一覧
第48回衆院選における共産党の候補者一覧です。北海道2区:金倉昌俊、北海道7区:石川明美、北海道9区:松橋千春、北海道12区:菅原誠、青森1区:赤平勇人
第48回衆院選 社民党候補者一覧
第48回衆院選における社民党の候補者一覧です。福島4区:渡辺敏雄、福島5区:遠藤陽子、群馬5区:高橋宣之、埼玉13区:池田万佐代、千葉12区:皆川真一郎
第48回衆院選 日本維新の会候補者一覧
第48回衆院選における日本維新の会の候補者一覧です。北海道2区:小和田康文、宮城1区:畠山昌樹、福島2区:西村恵美、埼玉1区:小檜山清人、埼玉3区:谷古宇勘司
第48回衆院選 立憲民主党候補者一覧
第48回衆院選における立憲民主党の候補者一覧です。北海道1区:道下大樹、北海道3区:荒井聡、北海道4区:本多平直、北海道5区:池田真紀、北海道6区:佐々木隆博
第48回衆院選 希望の党候補者一覧
第48回衆院選における希望の党の候補者一覧です。北海道2区:松木謙公、北海道4区:高橋美穂、北海道9区:山岡達丸、北海道12区:水上美華、青森1区:升田世喜男
第48回衆院選 公明党候補者一覧
第48回衆院選における公明党の候補者一覧です。北海道10区:稲津久、神奈川6区:上田勇、東京12区:太田昭宏、大阪3区:佐藤茂樹、大阪5区:国重徹
第48回衆院選 自民党候補者一覧
第48回衆院選における自民党の候補者一覧です。北海道1区:船橋利実、北海道2区:吉川貴盛、北海道3区:高木宏壽、北海道4区:中村裕之、北海道5区:和田義明
小池百合子都知事は衆院選に出馬するのか
本日は小池都知事が本当に衆院選に出馬するのかどうかを考察してみようと思います。当サイトの結論を最初に言いますと「出馬しない」という予想です。まず都知事を辞めて衆院議員を目指すにはそれなりのメリットが無ければやる意味がありません。
希望の党は何議席取れるのか -希望の党獲得議席予想
衆議院解散を明日に控えた本日2017年9月27日の午前9時30分。小池百合子都知事を党首とした希望の党結党会見が開かれました。そして午後には民進党が希望の党に合流するか、という報道が出てにわかに情勢が動き出しました。
第48回衆院選 情勢予想まとめ
今まで予想してきた次期衆院選の全選挙区289議席&比例代表176議席、計465議席の情勢予想まとめです。各地域の詳細予想。北海道1区:民主、北海道2区:自民、北海道3区:民主、北海道4区:自民、北海道5区:自民、北海道6区:民主、北海道7区:自民、北海道8区:無所属、北海道9区:自民、北海道10区:公明
第48回衆院選 比例代表情勢予想
次期衆院選の比例代表の議席予想です。前回衆院選の比例議席は自民3、民主2、維新1、公明1、共産1という結果。前回参院選を衆院の比例ブロックに当てはめた場合は自民3、民進3、公明1、共産1という結果。
第48回衆院選 沖縄選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は沖縄県の予想。反基地派の翁長知事が当選したことで風向きが変わり、完全に辺野古移設反対派のリベラルが勢力の大半を占めることとなった。前回衆院選では4選挙区全てで自民党が敗れ、参院選でも大臣を務めていた島尻氏が落選。自民党としては1議席でも奪還したい県となる。
第48回衆院選 宮崎、鹿児島選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は宮崎県、鹿児島県の予想。両県とも保守が強く、前回衆院選では宮崎が全勝、鹿児島が4勝1敗と大きく議席を稼いでいる。参院選でも危なげなく圧勝しており、自民党としては全勝を狙いたい県となる。
第48回衆院選 熊本、大分選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は熊本県、大分県の予想。熊本は保守王国であり自民党の力が強いが、大分は社民党の勢力が強い地域であり野党も健闘。参院選では熊本では自民が圧勝したが、大分では激戦を制して民進が勝利した。
第48回衆院選 佐賀、長崎選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は佐賀県、長崎県の予想。両県とも自民党が強い地域で、参院選はどちらも危なげなく自民党が勝利。しかし前回衆院選では野党が勝ったり大接戦だった選挙区もあり、選挙区によっては激戦が予想される地区もある。
第48回衆院選 福岡選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は福岡県の予想。保守が強い地盤であり、前回は当選後に追加公認された1区の井上貴博氏も含めれば自民党が全勝。しかし参院選では元アナウンサーの古賀氏を擁立した民進党が首位で当選するなど、野党陣営もある程度巻き返しの兆しは見せている。
第48回衆院選 愛媛、高知選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は愛媛県、高知県の予想。両県とも自民党が強い地域であり、前回は自民党が全勝。参院選でも勝利したが、愛媛では野党共闘候補として立った永江孝子氏が接戦に持ち込んだ。野党としては一つでも牙城を崩したい地域となる。
第48回衆院選 徳島、香川選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は徳島県、香川県の予想。両県とも自民が強く、参院選でも自民が勝利。前回衆院選では徳島の2選挙区はいずれも自民が勝利したが、香川県では唯一民主党の玉木氏が選挙区を守っている。
第48回衆院選 広島、山口選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は広島県、山口県の予想。両県とも保守が強い地盤であり、近年は衆院選、参院選ともに自民党が圧勝している。前回も元自民党の亀井静香氏が土をつけただけで、残りは全て自民党が勝利した。
第48回衆院選 岡山、鳥取、島根選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は岡山県、鳥取県、島根県の予想。中国地方は自民党の地盤が強い地域であり、前回衆院選では3県とも自民党が全勝(次世代の党から出馬して自民党に復党した平沼氏を含む)
第48回衆院選 奈良、和歌山選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は奈良県、和歌山県の予想。どちらも自民党が強い地域だが、1区では野党も健闘している。参院選では自民党が両県で勝利。関西圏で勢力を伸ばしつつある維新もまだこの両県では勢力を伸ばし切れていない。
第48回衆院選 兵庫選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は兵庫県の予想。維新が大阪の次に力をつけているのがこの兵庫県。参院選でも議席を獲得し、自民、公明、維新で保守政党が議席を独占した。前回衆院選でも全選挙区で保守寄りの政治家が当選しており、野党側は厳しい選挙戦になりそうだ。
第48回衆院選 大阪選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は大阪選挙区の予想。橋下徹氏が大阪府知事に就任して以来、維新旋風が吹き荒れる大阪。橋下氏は引退したものの、大阪ダブル選や参院選でも大勝し勢いは衰えず。大坂に関しては維新対非維新という特殊な構図になる。
第48回衆院選 滋賀、京都選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は滋賀県、京都府の予想。滋賀は前回自民党が全勝し、参院選でも勝利。しかし前回は接戦の区が多く、野党共闘の結果次第では結果が動く可能性がある。京都は前回自民党が4勝、民主党が2勝。前原氏、山井氏という民主党の二人が意地を見せた。今回は谷垣前幹事長の入院や宮崎謙介前議員の不倫問題などで自民党に逆風が吹く可能性もある。
第48回衆院選 愛知選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は愛知県の予想。トヨタ労組の力が強く、連合を支持母体に持つ民進党の力が強い県になっている。共産党との共闘が成立すれば、さらに有利になるため、全国的に苦戦が予想される民進党はここで議席を稼いでおきたい県になる
第48回衆院選 静岡選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は静岡県の予想。前回衆院選では自民党が6勝、民進党が2勝。細野豪志氏などが健闘している以外は自民党が比較的安定した戦いをしている県になる。
第48回衆院選 岐阜、三重選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は岐阜県、三重県の予想。岐阜は保守が強い地域で、前回衆院選では自民党が全勝し、参院選でも圧勝。一方三重は民進党の前党首である岡田克也氏の地元であり、参院選でも野党が勝利。野党が比較的健闘している県になる。
第48回衆院選 富山、石川、福井選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は富山県、石川県、福井県の予想。北陸3県は自民党が参院選で圧勝し、前回の衆院選でも小選挙区全勝を成し遂げた保守地盤。自民党としては再び全勝を狙いたい地域になる。
第48回衆院選 新潟、長野選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は新潟県と長野県の予想。参院選では両県とも野党統一候補が勝利。リベラルが比較的強いエリアで、TPPの影響もあり与党にはやや逆風が吹いているか。
第48回衆院選 山梨選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は山梨県の予想。参院選では野党候補が勝利し、前回衆院選でも自民党が2敗。自民党としては巻き返したい県となるが、2つしかない選挙区のどちらも一筋縄ではいかない混沌とした状況になっている。
第48回衆院選 神奈川選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は神奈川県の予想。参院選では4議席中3議席を与党が獲得し、自民党には菅義偉氏、小泉進次郎氏、河野太郎氏など選挙巧者が揃う。しかし江田憲司氏が民進党に合流し、参院選では自らの派閥にいる真山勇一氏を当選させるなど江田氏の影響で勢力が動く可能性もある選挙区になる。
第48回衆院選 東京選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は東京都の予想。小池旋風が吹き荒れる首都東京では、都知事選での野党共闘失敗もあり、野党の勢いが衰えていることを感じさせる。前回は野党がわずか2勝という惨敗だったが、無党派が多く共産党の票が乗れば逆転する接戦の選挙区も多かった。
第48回衆院選 千葉選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は千葉県の予想。保守層が厚い県で参院選では3議席中1位と2位を自民党が独占。前回衆院選でも自民党が11勝2敗と圧勝しており、今回も野党は苦しい戦いになりそうだ。
第48回衆院選 埼玉選挙区情勢予想
次期衆院選の情勢予想です。本日は埼玉県の予想。参院選では3議席を自民、民進、公明が分け合った。前回衆院選では自民党が15選挙区中12勝、さらに負けた3人も比例復活と全員当選。自民党は引き続き大勝を狙いたい選挙区になる。
第48回衆院選 茨城、栃木、群馬選挙区情勢予想
次期衆院選の予想です。本日は北関東のうち茨城、栃木、群馬の3県。歴史的にも自民党が強い地域で、参院選でも自民党が大勝。与党としては衆院選でも大幅に勝ちたい地域となる。
第48回衆院選 秋田、山形、福島選挙区情勢予想
次期衆院選の予想です。本日は東北のうち秋田、山形、福島の3県。参院選では秋田が自民勝利、山形と福島が野党勝利という結果に。農業県ということもありTPPに対する懸念から与党に逆風が吹いているが、衆院選はどのような情勢になるだろうか。
第48回衆院選 北海道選挙区情勢予想
次期衆院選の予想です。まずは北海道選挙区から。前回衆院選では大地が民主党についたことにより、全国的な自民圧勝の中で民主党が健闘。今回の衆院選では大地が自民党につく一方で、野党共闘は北海道5区補選で一定の効果を示し、参院選でも民進党が2議席獲得するなど激戦になることが予想される。
東京10区補選と福岡6区補選の結果と分析
東京10区補選と福岡6区補選はどちらも自民党が勝利。東京10区の若狭氏、福岡6区の鳩山氏は共に8時ゼロ打ちという圧勝でした。今回の得票数、得票率を前回の衆院選と比較し、分析してみます。
第48回衆院選候補者一覧-九州ブロック
当記事では次期衆院選における九州ブロック候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-四国ブロック
当記事では次期衆院選における四国ブロック候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-中国ブロック
当記事では次期衆院選における中国ブロック候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-近畿ブロック
当記事では次期衆院選における近畿ブロック候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-東海ブロック
当記事では次期衆院選における東海ブロック候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-北陸信越ブロック
当記事では次期衆院選における北陸甲信越ブロック候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-東京ブロック
当記事では次期衆院選における東京ブロック候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-南関東ブロック
当記事では次期衆院選における南関東ブロック候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-北関東ブロック
当記事では次期衆院選における北関東ブロック候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-東北ブロック
当記事では次期衆院選における東北ブロックの候補者をまとめます。
第48回衆院選候補者一覧-北海道ブロック
当記事では次期衆院選における北海道ブロックの候補者をまとめます。
東京10区補選と福岡6区補選の情勢と予想
10月23日に衆議院の東京10区と福岡6区の補選が行われますので、現在の情勢分析と予想を発表します。まず東京10区補選は自民党の若狭勝氏が公認されました。これで若狭勝氏の圧勝はほぼ間違いないと見ます。
蓮舫氏新代表就任と衆院解散時期予測
民進党の新代表が蓮舫氏に決まりました。一回目の投票で過半数を取るという圧勝劇でしたが、本人の二重国籍問題に加え、幹事長に野田佳彦氏を起用したことによる反発もあり、党運営は難しくなりそうです。
民進党代表選候補者の推薦人一覧と情勢予想
蓮舫氏と前原氏の一騎討ちと思われていましたが、玉木氏の推薦人集めが間に合い、三つ巴での争いとなりました。二人での戦いに比べれば波乱含みになりましたが、やはり蓮舫氏の優位は動かないと思われます。民進党代表選挙は党所属の国会議員147人がそれぞれ2票を持ち294票、党員・サポーターの231票に地方議員票などを加えた849票を巡って争われます。
民進党代表選の情勢と予想
9/15に行われる予定の民進党代表戦ですが、前原誠司氏が立候補を表明したことにより、兼ねてから立候補を表明していた蓮舫氏との一騎討ちになる様相を呈してきました。それではどちらが有利なのか。党内の派閥構造などを読み解き、どちらが次期代表になるかということを予想してみようと思います。
衆院2補選 分裂含み、自民苦悩
衆院補選はどちらも与党が分裂含みになりそうですね。福岡6区は故・鳩山邦夫元総務相の地盤。次男の鳩山二郎氏と党県連が推薦する蔵内謙氏との分裂状態になっています。