2019参院選 南関東ブロック当落予想

2019参院選 南関東ブロック当落予想

2019年参院選南関東ブロックの予想です。

 

人口が多く複数区が多い南関東。

 

複数区の最後の一枠争いに注目。

 

 

千葉(定数3)

 

2013年は自民、自民、民主。2016年は自民、自民、民進といずれも自民党が1位、2位を独占し、旧民主系が3位に入っている。

 

自民党は石井準一氏、豊田俊郎氏が出馬し、長浜博行氏が国民民主党を去り立憲民主党から出馬予定。

 

今回も6年前に当選した3人で順当に決まると思われる。

 

共産党、国民民主党の議席獲得は難しいだろう。

 

 

当選予想

 

自民党:石井準一
自民党:豊田俊郎
立憲民主党:長浜博行

 

 

神奈川(定数4)

 

2013年は自民、みんな、公明、民主という順位。

 

2016年は自民、公明、自民系無所属、民進という順位だった。

 

 

今回も自民党が候補者を1人に絞るなら自民党の島村大氏と公明党の佐々木さやか氏の当選は確実。

 

そして立憲民主党も1名に絞るなら牧山弘恵氏の当選は確実だろう。

 

 

残る1議席争いは熾烈を極める。

 

まずは6年前に2位で当選した松沢成文氏。

 

希望の党のチャーターメンバーではあるが、希望の党の党勢の衰えにより個人票がどれだけ残っているか。

 

松沢氏の個人票がそれほど残っていないとなれば過去2回5位に終わった共産党の当選の芽も出てくる。

 

 

おそらく松沢氏と共産党の浅賀由香氏の争いになるが、組織力では浅賀氏の方が上。

 

松沢氏が当選するためには意外と自民党支持者の戦略投票が重要になってくるかもしれない。

 

保守派で改憲派の松沢氏は自民党としても自民党支持者としても共産党より当選して欲しい人材。

 

自民党は当選確実と予想する自民党支持者が松沢氏にどれだけ戦略投票をするかで勝敗は変わってくるだろう。

 

 

また国民民主党は俳優の乃木涼介氏を擁立決定。台風の目になるか。

 

 

当選予想

 

自民党:島村大
公明党:佐々木さやか
立憲民主党:牧山弘恵
共産党:浅賀由香

 

 

山梨(定数1)

 

2013年は自民党が勝利するも2016年は民進党が勝利。

 

支持率から考えると流れは野党にあり、現職の森屋宏氏も楽な戦いにはならない。

 

野党側は立憲民主党の市来伴子氏が無所属候補として出馬。

 

 

しかし前回割れていた自民党の県内組織も今回はまとまりを見せている。

 

それは山梨県知事選でも長崎幸太郎氏を当選させたことにも表れている。

 

立憲民主党は元社民党の市来氏を半ば引き抜いたような形で擁立させたのがどう影響するか。

 

今回は自民党が僅差で勝利するのではないか。

 

 

当選予想

 

自民党:森屋宏

 

 

東京(定数6)

 

定数6だが自民党の丸川珠代氏、公明党の山口那津男氏、共産党の吉良佳子氏は当選有力。

 

残るは3枠だが、ここも自由党を離党し令和新選組を立ち上げた山本太郎氏が比例に回ったことにより、自民党の武見敬三氏、立憲民主党の塩村文夏氏、山岸一生氏で埋まるだろう。

 

維新は音喜多駿氏、国民民主党はJAXA職員の水野素子氏を擁立するが、当選圏には届いていないと思われる。

 

 

当選予想

 

自民党:丸川珠代
自民党:武見敬三
公明党:山口那津男
共産党:吉良佳子
立憲民主党:塩村文夏
立憲民主党:山岸一生

 

 

 
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